日曜, 11 11月 2012 15:43

野菜や果物は幸福感を増加させるようです

イギリスのウォリック大学医学部の公衆衛生学教授のサラ・スチュアート=ブラウン(Sarah Stewart-Brown MD)氏、同大学経済学教授のアンドリュー・オズワルド(Andrew Oswald PhD)氏らが、野菜や果物をたくさん食べる人ほど、幸福であることを発見し、更に毎日 7 給仕 (1給仕を約 90 グラムと計算し合計630g) の野菜や果物を食べる人々は最も幸福な人々だということが研究結果でわかり、Social Indicators Research誌に発表されました。

野菜や果物をたくさん食べることは、生活の満足と精神的な安定、そして幸福感を増加させるようです。今までは、野菜や果物と精神的な幸福との関係はほとんど研究されていなかったようです。
「果物と野菜が、身体的健康とともに精神的健康にも有益であることが分かったのは素晴らしいことだと考えます。もっとも、両者は相互に関係があるので、それは驚くべきではないだろう」と研究者は語っています。 

この研究では、合計 8 万人の男女を含む、 ウェールズ健康調査2007-10、スコットランド健康調査2008-09、英国健康調査2008 の3 つの大規模疫学研究のデータを分析しました。
(地域の人口を代表して無作為に抽出された人々を対象としています。)

この人達には、日常生活における野菜や果物の摂取、運動習慣、職業、喫煙状態について回答してもらい、更に、生活の満足、精神的な安定・幸福、精神障害、幸福全般、精神的な緊張、気分の落ち込みなどのレベルについても回答してもらいました。

分析の結果、毎日の野菜や果物の摂取は人々の幸福に関係し、毎日 7 給仕(1 給仕を約 90 グラムと計算)の果物や野菜がピークであることを発見しました。
この研究は、野菜や果物の種類を区別しませんでしたが、フライドポテトは野菜にカウントされませんでした。

効果をより正確に量的に測定することは困難ですが、例えば、毎日 1 給仕未満しか食べない人々における生活満足の度合いは、失業した人々が報告した生活満足への度合いの約 3 分の1でした。
また、毎日 7 給仕( 630 グラム)以上の野菜や果物を食べているのは、イギリス人のたった 1 割だったそうです。   
日本の厚生労働省が提唱する健康づくりの指標「健康日本21」では「1日350グラム以上」の野菜摂取を推薦しています。米農務省は 1.5-2 カップ以上の果物と2-3 カップ以上の野菜を食べることを推薦しています。
しかし、両国ともに、ほとんどの人は推薦量を食べていないということです。

この研究で発見した関係は、因果関係ではありません。VegiLicious「この関係は逆もあり得ます。つまり、幸福な人々はより多くの果物や野菜を食べるのかもしれません」とスチュアート=ブラウン氏は言います。
今の段階では、どのように野菜や果物が幸福に役立つのかはわかっていません。 「最初は、野菜や果物は人々により多くのエネルギーを与えるのかもしれないと考えました。しかし運動習慣を考慮した分析でも、この関係は変わらなかった」とスチュアート=ブラウン氏は述べています。 「生化学分野の研究者が、果物と野菜がどのように幸福感を押し上げるのかという問題を研究することを期待している」とオズワルド氏は語っています。

私も8ヶ月程前から、家では野菜中心の食事になっていますが、この結果にはとても納得です。
元々ネガティブな事は考えない性格ですが、更に考えなくなりましたし、夫とも争う事はほとんどなくなりましたね(笑)
人が幸せに感じることはいろんな形であるとは思いますが、少なくとも菜食にすると、幸せ度は増えると思います。
まずは週1回、菜食日を設けられることをおすすめいたします。


情報元:http://www.voxeu.org/article/are-fruit-and-vegetables-good-your-mental-health-well-your-physical-health

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